2022年4月16日土曜日

4月15日 カタクリ開花しています

 雪解けが進み、カタクリは早くも開花し始めました。山麓に住む黒川さんの初確認は11日。昨年より1日早く、全体では10日近く早い感じです。

上はカタクリ広場から入ってすぐのマップ2番付近。日射しが当たる斜面で完全に開いています。

もう一つの見どころは突哨山口から上がった10番付近の木もれびの路。まもなく斜面全体で開花しそうな勢いです。遊歩道の雪はすっかり溶け、ササが勢いよく立始めています。

見ごろは普通だと連休と重なるのですが、今年はそれより前、4月下旬にピークが来てしまうかも知れません。



その他の花たちも負けてはいません。
まずはナニワズ。ジンチョウゲの仲間で、ほんのりいい香りがします。林床に光が届きにくくなる夏には葉を落としてしまうので、「夏坊主」の別名があります。

こちらはエゾエンゴサク(蝦夷延胡索)。カタクリより少し遅れるので、まだ花は小さめです。
扇の沢の水辺には紫色のザゼンソウ(座禅草)。ミズバショウの仲間です。




冬の雪の重みで遊歩道にかぶさる枯れ木
もあり、巡回しながら除去します。



遊歩道の3カ所にヒグマ対策用の鐘が吊してあります。人間が来たよ、と知らせるため、カーンと一たたき。花を愛でながら「クマ用心」ぜひ。
入口の情報ボックスにはマップや鈴、クマ対策のチラシなどがあります。鈴は下山時にお返し下さい。

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