2020年3月31日火曜日

2020年3月31日 カタクリがつぼみになりました!





 今朝、突哨山運営協議会の黒川さんから
カタクリがつぼみになっているとの電話をいただき、
急いで仕事を片付けて午後から突哨山へ。
 


カタクリ広場口から入ります。
もうほとんど雪がありません。


 
 前回、4日前に比べてだいぶ雪がなくなっています。



こちらはガイドマップ「2番」付近の様子。
この辺りが毎年一番最初にカタクリが開花する場所です。


南向きの斜面を見ていくと、
前回に比べ、かなり多くのカタクリが芽を出しています。

注意深く探していると、ありました!
きれいなピンク色のつぼみです。


まだ3月だというのに早いです。
このまま暖かい日が続けば数日で咲きそうな雰囲気です。



近くではバイケイソウも芽を出し始めました。



 さらに先に進み稜線に出ると、こちらはまだ雪に覆われています。
それでも前回は雪に埋れて見えなかった、「3番」の標識が見えてきました。



 こちらは扇の沢分岐地点。
日陰の部分はまだ20センチほど積もっています。



 道をはさんで反対側の日当たりの良い場所は地面が見える場所が広がっています。



 この場所でも発芽したカタクリが増えてきましたが、つぼみはまだ見当たりません。



 今度は突哨山口へ。
こちらもだいぶ雪が消えています。


 
谷渡り分岐地点。
もうほとんど雪がありません。



 木もれび分岐地点も同様に積雪はほぼゼロです。



 こちらにもつぼみがありました!



雪が消え、たくさん芽が出てきました。



 午後3時、この場所での気温は18℃。
気象庁の記録では、この日の最高気温は14.6℃でした。

 昨年の最初の開花は4月16日でした。
今年の発芽が15日早かったので、
開花が同じペースだとすれば、
4月1日に開花ということになります。

 明日の天気予報は晴れ昼過ぎからくもり。
予想最高気温は16℃です。

明日の開花、あるかもしれないですね…。

明日も来れるかな?

(中村)

2020年3月28日土曜日

2020年3月27日 早くもカタクリが芽を出し始めました!





まずは突哨山口の様子から。
前回3月10日と比べるとだいぶ雪が少なくなっています。


ところどころで地面が見え始めていますね。



   こちらは谷渡り分岐地点です。
看板の根本や木の根本がだいぶ開いてきました。


 
   谷渡り分岐からやや上がると、南向きの日当たりがいい場所は地面が見えています。 



   キツネの足跡にも泥がついています。


この辺りはカタクリの群生地。

よく探してみるとありました!
カタクリが芽を出しています!



 去年のブログを確認すると最初の発芽を確認したのは4月11日です!
去年より15日、約2週間も早いです!!
やっぱり雪が消えると出てくるんですね。




 こちらはガイドマップ「10」番の木もれび分岐地点です。
写真向かって右が南側です。こちらも日当たりの良い場所は雪がなくなっています。



 この地点での積雪は多い場所で20センチぐらいでしょうか。




 気温は午後1時半の時点で15℃。歩くと汗が出る気温です。
気象庁の発表では旭川の最高気温は14.5度でした。



こちらにもカタクリの芽が。まだまだ数は少ないですが並んで発芽しています。



ここ数日、庭のフクジュソウが咲いた、という話をいくつか聞いていたので、
もしかしたらと探していたら突哨山でも咲いていました。


 木もれび分岐から南折り返し地点の間です。
南向きの斜面で、毎年一番最初にフクジュソウが咲き始める場所です。



 フクジュソウもこうやって枯れ葉を押し上げて開花するんですね。
早春の植物はたくましいです。




 中にはこんなヤツも。
枯れ葉の下で開花しちゃいました。




こちらは南折り返し地点。
まだ雪があります。




 こちらは三角点分岐です。
この辺りも一面雪に覆われています。
日当たりによって残雪の量はだいぶ違うようです。




 こちらはカタクリ広場口。
こちらもだいぶ雪が消えましたね。




遊歩道に入ってすぐの様子です。
まだ雪がたくさん残っているような感じです。




 ガイドマップ「2番」周辺です。
ここは日当たりがよく、毎年一番最初にカタクリが開花する場所です。
だいぶ雪が消えてます。



 やっぱりこちらでも芽を出していました!




こちらは扇の沢分岐の様子です。
この辺りも雪がまだ残っていますね。




30センチぐらいはあるでしょうか。




それでも日当たりの良い場所では地面が出ています。
ここは昨年の秋に間伐をした場所です。
間伐前と比べて地面の日当たりが良くなっています。




ここでもカタクリが芽を出していました。
この辺りもカタクリの群生地なので日当たりの改善がどんな影響を与えるか楽しみです。



今年のカタクリの発芽は去年に比べて15日も早かったです。

このままのペースだと4月初めに開花して、4月中旬には見頃を迎えてしまうのでしょうか。
ゴールデンウィークにはどうなっているんでしょうか。

今後の天気次第ですが、今年はペースが早いかもしれませんね。



余談ですが、
今年1月、突哨山を巡回中に落としてしまったカメラのレンズキャップです。
情報ボックスの中に置いてありました。

雪深い中で落としてしまったので諦めていました。
拾っていただいた方、本当にありがとうございました!!



(中村)

2020年3月11日水曜日

2020年3月10日 今年最初のカタクリ速報です!


 3月に入り確実に春の兆しが感じられる時期になってきましたね。
今年もカタクリ速報の季節がやってきました。
今年はとにかく雪が少ない冬でした。
例年の半分ぐらいしかなかったのではないでしょうか。
冒頭の写真は3月10日突哨山口の様子です。
笹の葉が黄色くなってますね。
いつもなら雪の下で寒さをしのいでいる笹たちも、
これだけ雪が少ないと寒さにやられて枯れてしまうんですね。
これから夏にかけてどうなっていくんでしょうか。



 こちらはガイドマップ「10」番の木もれび分岐地点です。
雪が溶けると一面カタクリが広がる場所ですが、まだ雪に覆われています。




 この地点での積雪は40センチほどです。
昨年のブログを見ると2019年3月5日時点で50〜60センチとあります。
今年の降雪量は少なかったですが、
この時点での積雪深は思ったほど少ないというわけではないようです。



 気温は午後1時半の時点で10℃。
この時期としてはかなり暖かいですね。
このあと雨になりました。



 南折り返し地点付近の南向き斜面では木のまわりがあいてきました。



葉っぱを付けたまま雪の下で越冬するナニワズも顔を出してますね。



 こちらはカタクリ広場口。突哨山口と同様に笹が枯れています。



日当たりの良い場所は地面が少し見えてますね。



 ガイドマップ「4」番の扇の沢分岐地点です。まだ一面雪に覆われていますね。
標柱の下に「4」と書いた看板があるのですが、雪に埋もれてまだ見えません。
積雪深は50センチぐらいありそうです。

 気象庁の統計データを見ると、
2018年同日の平均気温は−2.9℃、最深積雪は75センチ。
2019年は同−1.8℃、57センチ。2020年は+1.7℃、40センチとなっています。
データで見ると積雪深は2018年の約半分なんですね。
 
 今年のカタクリの開花はいつになるんでしょうか。
2018年は4月18日、2019年は4月16日でした。
今年はもう少し早いんでしょうか。

これからの天候次第ですね。
今年も満開のカタクリで山が埋め尽くされるのが楽しみです。

(中村)