2018年5月25日金曜日

2018年5月24日 ヒグマ侵入による歩道閉鎖続く 突哨山



突哨山では5月1日に道央高速道を越えて入り込んだとみられるヒグマのため、全遊歩道の閉鎖が続いています。
 ヒグマは足跡などから1歳半の若グマとみられていますが、1日以降、8日、15日、18-20日と公園区域内外で目撃が相次いでいます。
 人に積極的に近づくような行動は見られませんが、日中に道路や人家のすぐ横を通過するなど、警戒心が薄く、予想外の行動を取る可能性があります。
 これまでヒグマの防壁になっていた高速道路が、今回は逆に通り道が数カ所のアンダーパスなどに限られ、クマが公園区域付近にとどまって、本来の生息地に戻りにくい状態になっています。
 旭川市、比布町、猟友会、「もりねっと」などの合同調査が随時行われていますが、解決の見通しは立たたず、遊歩道通行止めはしばらく続く可能性があります。ご理解をお願いします。
 また、公園区域の外でもヒグマが行動する可能性があるため、山菜採りや森の手入れなどは十分ご注意下さい。ヒグマの足跡やフン、犬の異常な吠え方などにお気づきの場合は、市役所、町役場にお知らせ下さい。

扇の沢で見付かった小型ヒグマの足跡。掌の幅は約10センチ


2018年5月6日日曜日

2018年5月6日 熊の目撃情報あり。入山できません。


現在、突哨山は閉鎖され入山することができません。
本日、5月6日16時頃、熊の痕跡が確認されました。
これまでの経過をお知らせいたします。


5月1日 午後6時頃、突哨山北側を走る道央道で車線を北側から南側に向かって横断する熊が目撃されました。
一時、突哨山は閉鎖されましたが、周辺で熊の痕跡が確認できず、閉鎖は解除されました。

5月6日 午前8時頃、突哨山内で熊の目撃情報がありました。
その後、突哨山内を巡回中に遊歩道上で熊の足跡が確認されました。

旭川市および比布町の判断により、現在入山口は閉鎖されております。
安全が確認されるまで閉鎖は解除することができません。


突哨山にいらっしゃった方々、早春の素晴らしい花々をお見せすることができなくて本当に残念です。
ぜひ、また来年いらっしゃって下さい。

(中村)


2018年5月4日金曜日

2018年5月4日 ぴぴの路がオススメです。

ぴぴの路のエゾエンゴサク

 現在の突哨山のオススメは「ぴぴの路」です。比布町の村上山公園から入山したところです。森への入り口からすぐにエゾエンゴサクの群落が見られます。そこからカラマツ林を登った場所にもエゾエンゴサクの群落の中を通る遊歩道が続きます。

 ガイドマップ「4番」扇の沢分岐付近のカタクリはまだキレイに咲いています。「ぴぴの路」から少し足を伸ばしてみるのも良いのではないでしょうか。

 5月1日夕方6時頃に突哨山の北側を走る高速道路でヒグマの目撃情報がありました。市職員、猟友会、警察の方々と突哨山周辺を捜索しましたがヒグマの痕跡は見つかしたりませんでした。一時的に突哨山は閉鎖しましたが、現在は入山できます。

  ゴールデンウィークも終盤に差し掛かり、ここ数日天気が悪い日が続いています。
突哨山ではガイドマップ「10番」木もれび分岐付近のカタクリはほぼ花の時期は終わり、ニリンソウが咲き始めています。より南側に位置する男山自然公園の今年の営業は終了しました。

木もれび分岐付近のニリンソウ

 5月5日、6日の天気予報もあまり良くありません。レインウェアや長靴など雨対策をして雨の突哨山を楽しむのもいいのではないでしょうか。ぬれた遊歩道は滑りやすいので散策の際はご注意ください。

 ボランティアガイドの「花案内人」は5月6日まで実施しています。黄色いバンダナが目印です。お気軽に声をかけてください。

(中村)

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突哨山の地点番号は現地に数字プレートが設置され、案内マップおよびウェブの
基本情報地図にも記載がありますのでご覧ください。
http://www.morinet-h.org/katakuri/2018.html
案内マップは各入り口の情報ボックス内にあります。無料です。
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