2018年3月29日木曜日

2018年3月28日 最高気温は16.4℃!

ぴぴの路カラマツ林にて


 本日3月28日、旭川の最高気温は16.4℃。3月の気温としては1905年3月31日の18.8℃に次ぐ観測史上2番目の高さだったそうです。
 
 さて突哨山はというと、急速に雪解けが進んでいます。積雪は前回3月12日から20センチ以上減っています。前回のブログ写真と比べていただければ一目瞭然です。

 
カタクリ広場の情報ボックス

扇の沢ルート(ストックの長さは120センチ)
 
カタクリルート「4番」扇の沢分岐

 南側ではさらに雪解けが進み、積雪深は20センチから30センチといったところでしょうか。
 カタクリルート木もれび分岐地点では「11番」の番号表示が見えています。
突哨山口入り口では車止めの木柱が頭を出しています。


カタクリルート木もれび分岐
 
突哨山口の車止め


 アメダス観測によると、28日の旭川の積雪深は朝方の34センチが、夕方には25センチと半日で9センチも減りました。
平年値が43センチですから、早春の日射と暖気はすごい力です。元々わからない開花予想が、一段と難しくなってきました。

 急に気温が上がり、心なしか動物たちも活発に動き始めているようです。前回足跡しか見られなかったエゾリスとぴぴの路のカラマツ林で会うことができました。


(中村)

2018年3月20日火曜日

2018年3月12日 一足早いカタクリ速報

 

カタクリ広場口の情報ボックス
  

 突哨山を巡回してきました。
3月に入り急に春めいた空気になってきました。
今日の最高気温は2.4℃。
日が差すとぽかぽか暖かいです。

突哨山では多いところで1メートル以上雪が積もっているところもあります。
毎年カタクリの花でいっぱいになるカタクリルート「4番」の扇の沢分岐でもまだ70センチほどあります。

今年は雪が多く、気温も低めでしたが、ここ数日の暖気で雪解けが進み、平年並みかそれ以下の積雪深となりました。

この先、雪解けがどう進むか、カタクリの開花時期がどうなるか、お問い合わせはいただきますが、何ともお答えしにくい様相です。


扇の沢ルート(ストックの長さは120センチ)

カタクリルート「4番」扇の沢分岐

  
今の時期は気温も暖かく、スノーシューやスキーでの散策にオススメです。
雪の上だからこそ動物の足跡などもたくさん見られますよ。



扇の沢ルート「A」付近にてエゾシカの足跡

扇の沢分岐付近にてキタキツネと思われる

カタクリルート「2番」付近のエゾリスの足跡


昨年は4月12日に最初のカタクリが咲き、4月末ごろが一番の見頃でした。

今年は昨年に比べ雪が多いですが、今後の気温の変化によって開花時期は変わってきます。
引き続きカタクリ速報で突哨山の様子をお伝えしていきます。


(中村)