2017年4月7日金曜日

2017年4月6日 カタクリの芽が出はじめました

中村です。
今日は突哨山口から登り、木もれびの路を通りカタクリ広場へ降り、その後扇の沢ルートも見てきました。

ここ2、3日の陽気で雪解けが一気に進み、ついにカタクリの芽が出はじめました。
日当たりのいい場所では、1日10センチほども積雪が減っています。



突哨山口では遊歩道も地面が見え始めました。



木もれび分岐(10番)周辺が最も早く、周辺のフクジュソウはもう咲き始めています。



遊歩道上は、まだ多少雪が残っています。
木もれび分岐から木もれびの路を見た様子。



木もれびの路の真ん中に顔を出したフクジュソウ。
踏まれないで生き残って欲しいですね。



扇の沢分岐(4番)はまだ雪が深く、30センチ以上ある場所もあります。



カタクリ広場入り口。



カタクリ広場駐車場はすっかり雪がありません。


扇の沢ルートもだいぶ雪解けが進み、遊歩道上には雪解け水が流れています。


ミズバショウも芽を出し始めました。
ザゼンソウが雪の中からひょっこり顔を出しています。


ザゼンソウは呼吸によって発熱し、雪を早く溶かす仕組みを持っているそうです。
それで、こんなに周りの雪がきれいに溶けているんですね。
こちらのページに詳しい解説が載っています。
http://www.sugadaira.tsukuba.ac.jp/column/201005column.html


気温の上昇とともに雪解けが進み、春植物たちの活動も活発になっています。
日に日に変化していくこの時期は植物たちの生命力が最も感じられますね。

場所によってはまだ雪が深い場所もあります。
また寒暖の差も大きい時期ですので入山の際は防寒着や長靴等の準備もお忘れなく。


2017年4月4日火曜日

2017年4月2日 地面が見えてきました

歩道上で水が湧いているところは雪が溶けて地面が見えていますが、それ以外は
まだ堅雪に覆われています。
谷渡り分岐で積雪深を測ったら、30-40センチありました。

樹木の根元はぐるりと雪が溶けて開いています。
幹に当たった太陽のぬくもりが伝わり、周囲の雪をわずかに溶かすのだそうです。
根元の雪の開いたところを「目」と呼ぶ地方もありますが、「目」が開いてくる
と、いよいよ春近しです。
冬まで枝にしがみついていたミズナラの茶色い葉もついに離れて散ってきました。
これまた雪上に落ちると、陽光を浴びて暖まり、自分の周りに雪のくぼみを作り
ます。
太陽エネルギーのすごさを感じる早春です。

(山本)



2017年4月2日日曜日

「カタクリ速報2017」始めました!

中村です。
 
道路の雪もすっかりなくなり、旭川もだいぶ春めいてきました。

もうすぐ突哨山でもカタクリを始め、様々な春の花が咲き出すと思います。


今日の突哨山は、突哨山口側から登った10番あたりの雪解けが早く、南側の遊歩道脇では地面が露出している場所もありました。


10番付近の斜面(3月28日撮影)


 今年は特に暖冬だったので花の咲き始めが早くなりそうな雰囲気です。

まだほとんどが雪に覆われた突哨山ですが、遊歩道をスキーで歩いていると、鳥たちのさえずりも心なしか賑やかに聞こえます。

 本格的な春を迎え、突哨山がカタクリやエゾエンゴサクに覆われる光景がすごく楽しみです。

実は私はまだ見たことがないんです・・・。早く見た〜い!!。

これからも春の突哨山の様子をお伝えしていこうと思います。




木もれびの路分岐(3月28日撮影)


2016年6月14日火曜日

2016年6月13日

今年は最後の更新です。
長く時間が空きました。
カタクリたちにとって開花から種子散布まではこれだけ時間がかかるんですね。

といってもまだ種子を「散布」する状態まであと1歩の状態です。
いま、突哨山の遊歩道では、コクワのサイズほどに子房が膨らんだカタクリたちが見られます。

葉は溶けるように消えてしまいますが、それ以外は地上に残っています。
ピンク色の花弁をつけていたカタクリとは姿形が違っています。

右の写真は、人為的に子房を切って中の種子を出した様子です。

6月の末までには、自然にこの子房が開き、地面にぽろぽろとオレンジ色っぽい種子が落ちます(まだ写真では白っぽいですね)。



一般的な説によると、これらの種子は「アリ」によって運ばれると言われています。
アリについては詳しく知らないのですが、赤や黒くて大きいアリなど複数の種類が突哨山にいます。何種類のアリが生息しているかはわかりません。すいません。

アリが運んだ種子が、発芽し、花弁をつけるまで7~10年かかり、また種子をつけます。

 さらに、突哨山でカタクリの種子をつける個体率を調査した人の話によると、1,2割程度の個体しか種子をつけられないということです。
それ以外は受粉が失敗したり、エゾヤチネズミに食べられたり、子房が膨らむが黒く枯れてしまうものなどの要因があるようです。


種子が落ちるようになったら、今度はアリが運んでいる様子の写真を取りに行きたいと思います。
「アリ カタクリ」 などで検索すると運んでいる様子がわかる写真がでてきますね。

この様子を突哨山で撮影してみたいと思います。
ぜひ、みなさんも撮ってみてください。

2016年5月9日月曜日

2016年5月9日

しみずです。

今年のカタクリ速報はこれで最後になります。
ぴぴの路と3番、4番のごくわずか、5番のトドマツ林入り口と、ごく限られたわずかな範囲であと1,2日は開花していそうです。

もう全体的に開花は終わりまして、次は6月の種子をつけた頃のカタクリでもお知らせしようと思います。

これからは、エンレイソウ、ニリンソウ、オオハナウド、オオカメノキの花など白い花が次々と咲いていきます。


春とは一味違う初夏の新緑も気分をリフレッシュさせてくれます。

ピンク:開花※あと1,2日ほど。
茶色:枯れ。

ぴぴの路。オオバナノエンレイソウとカタクリ。

3番。
ニリンソウとエゾエンゴサク、カタクリ。

遊歩道全体のカタクリ。
花弁が落ち、子房が見えます。
めしべが舌のようにニョロっとでています。
このあとは、小さいコクワ程のサイズまで大きくなります。

扇の沢ルートのニリンソウたち。
ニリンソウは、遊歩道全体に分布しているので、
どこを歩いても見つけることができます。

2016年5月5日木曜日

2016年5月5日

しみずです。

全体的にカタクリは萎れてきました。もっても今週末で終わりでしょう。
ただ、今週末まで「ぴぴの路」は元気に開花していると思います。


ぴぴの路は、比布町側にあり「村上山公園」のすぐ下に入山口があります。
国道40号線にある「比布トンネル」を比布側に抜けて進み、レストランの「紙風船」(※最初にぶつかる信号)を左折し、突き当りまで進むと村上山公園へ進む坂道が出てきます。

かつて、イチゴ畑として利用されていた背景があり、山にはイチゴ畑特有の凹凸があります。
エゾエンゴサクの大群落があり、様々なエンレイソウも多く生える、突哨山の中でも特徴的な植生です。

5月5日
茶色は、8割以上が萎れた群落。
ピンク色も5割ちかくは萎れてきています。
※ただし ぴぴの路は元気です。

ぴぴの路のカタクリたち。
これから日があたり、暖かくなれば反り返ります。

エゾエンゴサクも元気です。

変わって、茶色の遊歩道はこんな感じ。
花弁をすべて落とし、子房がみえる個体もポツポツでてきました。


花案内人の活動も、今日で終わりました。
案内人として活躍されたスタッフの皆さま、本当にありがとうございました!

2016年5月2日月曜日

2016年5月2日

しみずです。

相変わらず、カタクリは満開を維持しています。
ただ、早めに開花した、2番や10番~南折り返し にかけては全体的に萎れてきました。


尾根筋のカタクリ群落は5月5日までは大丈夫そうです。
今週末の5月7日(土)、8日(日)が最後でしょう。

地図のピンク色が開花。
茶色は枯れが目立つ場所。

4番、7番が満開です!
ほか、人工林内のカタクリもゆるやかに咲いています。