中村です。
今日は突哨山口から登り、木もれびの路を通りカタクリ広場へ降り、その後扇の沢ルートも見てきました。
ここ2、3日の陽気で雪解けが一気に進み、ついにカタクリの芽が出はじめました。
日当たりのいい場所では、1日10センチほども積雪が減っています。
突哨山口では遊歩道も地面が見え始めました。
木もれび分岐(10番)周辺が最も早く、周辺のフクジュソウはもう咲き始めています。
遊歩道上は、まだ多少雪が残っています。
木もれび分岐から木もれびの路を見た様子。
木もれびの路の真ん中に顔を出したフクジュソウ。
踏まれないで生き残って欲しいですね。
扇の沢分岐(4番)はまだ雪が深く、30センチ以上ある場所もあります。
カタクリ広場入り口。
カタクリ広場駐車場はすっかり雪がありません。
扇の沢ルートもだいぶ雪解けが進み、遊歩道上には雪解け水が流れています。
ミズバショウも芽を出し始めました。
ザゼンソウが雪の中からひょっこり顔を出しています。
ザゼンソウは呼吸によって発熱し、雪を早く溶かす仕組みを持っているそうです。
それで、こんなに周りの雪がきれいに溶けているんですね。
こちらのページに詳しい解説が載っています。
http://www.sugadaira.tsukuba.ac.jp/column/201005column.html
気温の上昇とともに雪解けが進み、春植物たちの活動も活発になっています。
日に日に変化していくこの時期は植物たちの生命力が最も感じられますね。
場所によってはまだ雪が深い場所もあります。
また寒暖の差も大きい時期ですので入山の際は防寒着や長靴等の準備もお忘れなく。
0 件のコメント:
コメントを投稿