3月30日 雪融けがとても早く、カタクリが早くも芽吹きました
突哨山口から入った「10番」から見える山肌も、茶色の地面が占める割合の方が多くなってきました。もしや、と思ってあたりを探すと、やはり。まだ3月というのに、早くもカタクリがいくつも芽吹いていました。
残雪にめげずに顔を出したカタクリの芽 |
雪が溶けた「10番」の手前から南折り返しまでの道沿いや、陽当たりのいい「木もれびの路」にこの春一番のカタクリ群落の芽生えを確認できました。
残雪のすぐ横で、落ち葉を突き破って顔を出すとがった芽、早くも葉っぱを広げようとしているカタクリがあちこちにあります。例年ならゴールデンウイークがカタクリの見ごろですが、近年は4月下旬にピークを迎えることが多く、今春はさらに早い「花どき」になりそうです。
稜線上はまだシャーベット状の雪が残っています。陽当りのいい場所
はもう地面がむき出しになっていますが、カタクリの姿は確認できませんでした。
雪が残る稜線上の遊歩道。落ちている枯れ枝は片付けます
「扇の沢」は雪解け水が遊歩道にあふれ、ぬかるんでいます。雪の中に隠れていた大きな枯れ枝が道を塞いでいることもあり、見つけたら片づけてはいますがご注意ください。足元は悪いですが、たっぷり増水した扇の沢も、この時期ならではの景色を見せてくれます。(五十嵐)
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