2022年4月10日日曜日

4月8日 雪解けが急速に進み、カタクリ花芽も出てきました

 

まずは木もれびの路の入口となる10番付近。

1週間前に比べ遊歩道の雪が溶け、林床はまだら模様です。

日当たりのいい斜面には、残雪のすき間に早くもカタクリが枯れ葉を突き破ってツンツンと芽吹いています。


花芽をつけた株もありました。葉っぱは2枚。

昨年の開花初確認は4月12日。今年もかなり早そうです。




花の一番乗りはフクジュソウでした。

枯れ葉色の中に、鮮やかな黄色が目にしみます。

福寿草、道内ではまず咲くから「まんさく」とも呼ばれるそうです。


遊歩道の番号標識も作り直して掛け替えました。

各入山口にある情報ボックスに無料の「突哨山マップ」が置いてあります。現地の番号標識と照らしあわせると、自分の位置やその場所の見どころがわかります。

稜線上はまだ雪が残っています。

積雪の深いところでは20㎝ほど。ぬかるみもあるので、当分は長靴が必要です。



2022年4月2日土曜日

突哨山カタクリ速報 始めます

 2022年4月1日 カタクリ速報 始まります

3月31日、NPOもりねっとスタッフら4人で突哨山口から入り、雪溶けやカタクリ発芽の様子をチェック。それとヒグマが冬眠明けに行動していないかどうかの痕跡調査のため、突哨山全域を雪上踏査しました。

    ぽかぽかと暖かい、早春らしい調査日和でした。

国道40号沿いの突哨山口駐車場から入山口へ。
新たに設置したばかりの案内看板です。
絵本作家・堀川真さんデザインの
コウモリやフクロウのプレートがついています。

マップ番号10番、木もれび分岐はまだ雪に覆われています。
カタクリの密度が特に高い場所ですが、今はまだ積雪深30㎝ほど。
木々の根元は開いてきているので、溶け始めたら早いでしょう。

雪で折れかかったミズナラがありました。
遊歩道に向かっているので、残念ながら伐倒対象です。
カタクリ広場に近い2番付近。
日当たりがよく、地下水も湧くので、斜面の雪溶けが進んでいます。
地面に手を当てるとほんのり温もり。
目をこらしましたが、新芽は見当たりません。
翌日の1日は雪が降ったので、そういう危険は察知するのかも。

突哨山近くの高速道路をまたぐ跨道橋に自動カメラを設置。
人がめったに通らない林道なので、
ヒグマをはじめ、動物たちの通り道です。
初日からいきなり10数ショット。
エゾシカ、キタキツネ、タヌキが通りました。
暖かくなっても食べ物がないため、
動物たちにはあと数週間がいちばん苦しい時期です。
もう少し、がんばれ。












2021年5月27日木曜日

2021年5月26日 今年最後のカタクリ速報です。

 


 

 

 5月も終わりにさしかかり、

カタクリやエゾエンゴサクなどの早春の花に覆われた突哨山は、

今では濃い緑に包まれています。


 あたりではエゾハルゼミの鳴き声が響き渡り、

夏の訪れを感じるようになってきました。


 

 カタクリの大きな群落のあるガイドマップ「10番」

木もれび分岐地点は緑色に包まれています。

 


 上を見上げると頭上は木の葉に覆われ、

ほとんど空が見えません。

 

 

 

 この時期のカタクリは子房がふくらみ始め、

もうすぐ種を落とします。

葉は黄色く半透明になり溶けるようになくなります。

 

 

 

 こちらはエゾエンゴサクの群落がある「9番」付近です。

早春の時期と比べ、同じ場所とは思えないほどうっそうとしています。

 

 

 

 稜線上の遊歩道脇にはオオタチツボスミレの群落があちこちにありました。

 

 

 

 マイヅルソウも花を咲かせています。

 

 

 

 こちらはクルマバソウの群落。

 

 

 

 ぴぴの路ではオオバナノエンレイソウがまだ綺麗な白い花を咲かせていました。

 

 

 この日、突哨山ではお二人の方とすれ違いました。

お一人はキビタキを見に、

もう一人の方は運動のためいらっしゃったそうです。


 突哨山が一年のうちで最も賑わう早春の花の時期は過ぎましたが、

これからの季節もいろいろな楽しみ方があります。


 時期によって様々な植物の姿を見ることができます。

小鳥や小動物との出会いもあります。

天気の良い日に木漏れ日の中を歩くのもとても気持ちの良いものです。

 

これからの季節、突哨山のいろいろな魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

 

(中村)

2021年5月6日木曜日

2021年5月6日 扇の沢分岐からぴぴの路にかけて見頃です


 

 現在、ガイドマップ「4番」の扇の沢分岐地点からぴぴの路が見頃を迎えています。

上の写真はぴぴの路入り口のエゾエンゴサクの群落です。

 

 

 こちらは「4番」扇の沢分岐地点のカタクリです。

 

 

 最も開花の早かった「10番」木もれび分岐付近ではカタクリの花は散りはじめています。

 

 

 カタクリの花が終わった場所ではニリンソウなどの白い花が咲きはじめています。

 

 

 こちらは南折り返し地点付近のオオバナノエンレイソウです。

まだ多くがつぼみですが咲きはじめているものもあります。

 


  今年のゴールデンウィークはほとんど曇っていて気温が低かったですね。

その分カタクリなどの花の時期は長くなっている感じがします。

ゴールデンウィークは終わってしまいましたが、

突哨山ではまだもう少し花を楽しめそうです。

 

(中村) 

2021年4月27日火曜日

2021年4月26日 木もれび分岐「10番」付近で見頃です。

 

 現在、木もれび分岐「10番」周辺から谷渡りルートでカタクリが満開です。

全ルートでカタクリは開花していますが、

扇の沢分岐「4番」や日当たりの悪い場所ではまだまだつぼみの状態が多いです。

今年は場所によって開花の差が大きいです。

 

 

 

 ガイドマップ「2番」付近ではヒメイチゲも咲き始めました。

例年に比べかなり早いです。

 

 

 

「3番」付近の雪は無くなりましたが、まだ雪解け水でぬかるんでいます。

 

 

 

 「4番」の様子です。

この辺りも一面カタクリの群落ですが、

日当たりの悪い場所ではほとんどがまだつぼみです。

 

 

 「4番」付近の日当たりの良い場所では多くが開花しています。

それでも5、6分咲きといったところでしょうか。

この日は気温が低かったせいか開花したカタクリも下を向いています。

 

 

 

 「5番」付近ではまだ少しだけ雪が残っていました。

 

 

 

 「9番」のエゾエンゴサクの群落です。

この辺りでのエゾエンゴサクの開花は7分ぐらいでしょうか。

もうすぐ満開を迎えそうです。

 

 

 

 稜線分岐地点の様子です。

この辺りでもほとんどのカタクリが開花しています。

 

 

 

この辺りにはカタクリなどの大きな群落はありませんが

遊歩道沿いにカタクリとエゾエンゴサクがきれいに咲いています。

 

 

 谷渡りルート「11番」の様子です。

谷渡りルートでも全域でカタクリが開花しています。

谷渡りルートはアップダウンのある、やや険しいルートです。

足元で咲くカタクリを見ながら歩くのも楽しいです。

 

 

 

 現在、「8番」付近では危険木の処理中のため一部通行できません。

頂上「7番」を回るルートで迂回できますので通行の際はご注意ください。

 

 

 

 この日は午前中にカタクリ広場のハウスにビニールをかけました。

毎年、秋にビニールを外し、春にビニールをかけます。

今年は雪が多く気温が高かったせいか、

骨組みだけのハウスが雪の重みで一部潰れてしまいました。

「突哨山と身近な自然を考える会」のメンバーの皆さんと協力して修理をしました。

天気の悪い日や寒い日などはこちらで休憩できます。

 

 

 今年の突哨山のカタクリは日当たりの良い場所と悪い場所で大きく差が出ています。

場所によってはまだまだこれから見頃を迎えますが、

今週末あたりからしばらく天気が悪くなりそうです。

天気も考えるとここ2、3日が今年のピークになるかもしれませんね。

 

 また4月29日(木)〜5月5日(水)まで、

木もれび分岐「10番」付近で花案内人ボランティアガイドをしています。

時間は10時から12時までと13時から15時まで。

カタクリの開花状況によって待機場所は変更になるかもしれません。

黄色いバンダナが目印ですので、見かけたら声をかけてください。

 

(中村)

2021年4月21日水曜日

2021年4月20日 木もれび分岐付近で5分咲きです。

  

 この日は風が強く昼頃には雨も降り、肌寒い一日でした。

入山したのは午後からでしたが、開花したカタクリの多くは下を向いていました。

 

 突哨山の南側に位置する木もれび分岐(ガイドマップ10番)付近では

多くのカタクリが開花しています。

天候が悪く、ほとんどのカタクリが下を向いていたため

開花状況は分かりにくかったですが、

おおよそ5分咲き程度でしょうか。

天気の良い日が続けば数日で満開になるかもしれません。

 

 

 こちらは稜線分岐近くの「9番」の様子です。

ここはエゾエンゴサクの大きな群落があります。

 

 

 このあたりでも少しずつエゾエンゴサクが咲き始めています。

 

 

 扇の沢分岐地点「4番」の様子です。

日陰ではまだ少し雪が残っています。

 

 

 「4番」の日当たりがいい場所ではつぼみのカタクリが増えています。

 

 

 「3番」の遊歩道上にはまだ雪があります。

ここの他、カタクリルートの「5番」「6番」、

扇の沢ルートの「C番」付近にもまだ雪が残っています。

 

 

扇の沢ルート「A番」の様子です。

ここは毎年雪解け水でぬかるみますが、

昨年ボランティアの方々と作った木道のおかげで

汚れずに歩けるようになりました。

 

 

扇の沢ルート「B番」です。

南向きの日当たりの良い斜面ではカタクリが開花しています。



このあたりでもフクジュソウやエゾエンゴサクの花が見られるようになってきました。

 

 

こちらはぴぴの路の様子です。

突哨山の最も北側に位置しますが、もうすっかり雪は消えています。

 

 

 ぴぴの路でもカタクリのつぼみが多く見られるようになりました。

 

 

 

 今年は雪が多く、その後高い気温が続いたせいか、

日当たりの良い場所とそうでない場所の差が大きく出ています。

今後の天候にもよりますが、木もれび分岐付近ではまもなく満開を迎えるでしょう。


一方、もう一つのカタクリの大きな群落がある扇の沢分岐ではまだつぼみの状態です。

満開まではもう少し時間がかかりそうです。

 

(中村)