■4月13日 花案内人の現地実習
エゾエンゴサクも咲き始めました。…それから、カタクリもついに開花しました!木もれび分岐より南折り返しまでが第一陣のようで、開花個体が多かったです。3日前はあった雪も跡形もなく、日々変化が著しいです。
13日はボランティアガイド:花案内人の現地実習でした。今年は春時期が早いので、例年より1週間前倒しです。
突哨山駐車場から標識10番「木もれび分岐」へ。すっかり雪が消え、青空の下で、地面からカタクリの葉があちこちに顔を出していました。
前日の座学では、講師の出羽寛さん・舟橋健さんから、春の花の儚さや、花が咲くまで10年弱かかる生活史の説明、生殖にかかわる昆虫に適応した生存戦略や、その営みから外れた外来種の出現など、多岐にわたる話を伺いました。
実際に、フクジュソウがパラボラアンテナのように花を開き太陽光を集めているところへ、ハエが暖をとりに来ている様子が見られました。
実習では花や森の話だけではなく、ゲストへの声かけの練習も。お急ぎでなければ、花案内人の説明に耳を傾けてください。
花案内人はカタクリの開花期間は標識10番付近にいて、道案内や花ガイドをしています。雨の日はお休みです。毎日違う森の表情を楽しめるこの季節、ぜひ足をお運びください。
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