2022年4月25日月曜日

突哨山 カタクリ満開です 2022年4月24日


突哨山のカタクリは早くも見ごろを迎えました。
24日は好天に恵まれ、カタクリやエンゴサクが早春らしい淡い色で
森を埋め尽くしていました。
見どころは突哨山口(国道40号側)からカタクリルートに入り、
木もれびの路、三角点分岐あたりです。
カタクリ広場から入ってすぐの「2番」付近もいい感じです。
各入口の情報ボックスにある無料の案内マップをご利用下さい。

木もれびの路は今がピーク。遊歩道は文字通り「花の道」です。

谷渡りルートではバイケイソウやエゾユズリハが見られます。

早くから開花していたナニワズは
花が下を向き、香りも弱くなっていました。
フクジュソウも色が薄くなってきました。

尾根筋ではエゾエンゴサクが優勢です。
雪解けが遅い北斜面では、カタクリもまだまだこれから。
ふと気づくとマルハナバチやヒメギフチョウの姿がほとんどありません。
花が早く開いても、昆虫たちはいつものカレンダーなのでしょうか。
今年の花粉運び=タネの結実がちょっと心配です。

この日は市民ボランティア「花案内人」の実習でした。
皆さん、いろんな見どころや話の種を熱心に仕込んでいます。
29日から木もれびの路付近で案内を始めます。無料です。
今年は花の盛りを少し外してしまうかも知れませんが、
春の森のさまざまなつながりをお伝えします。

鏡を使って、カタクリのおしべ周りの模様「蜜標」を見ます。
蜜のある花の奥に虫たちを誘う目印だそうです。

遊歩道をふさぐ枯れ枝を取り除きます。
道幅が狭いところもありますが、譲り合って花をお楽しみ下さい。





 


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