今日は突哨山でヒグマの痕跡調査を行いました。
この時期に調査を行うのは、
ヒグマが冬眠から覚めて活動を始めるということと、
まだ雪が残っているので足跡が確認できるからです。
突哨山運営協議会と旭川市土木部公園みどり課の協力をいただき、
参加者は全部で7名。
調査は突哨山口から入り、
比布町側、尾根沿い、旭川市側の
3ルートに分かれて行いました。
途中、シカやキツネの足跡はたくさんありましたが、
ヒグマと思われるものはありませんでした。
比布町の南側斜面ではエゾエンゴサクが咲いていました。
ヒグマの痕跡がなかったことを確認して、ホッと一息。
みんなで記念写真を撮りました。
帰りがけに、気になっていた「2番」のカタクリを確認しに行きました。
「2番」周辺はもう雪がありません。
カタクリのつぼみは少し膨らんでいるように見えましたが
まだ開花したものはありませんでした。
今回の調査でヒグマの痕跡は確認されませんでしたが、
これでヒグマの危険が無くなったわけではありません。
入山の際は以下の項目にご注意ください。
・単独行動は避ける
・鈴を付ける
・朝夕の入山は避ける
・遊歩道以外は歩かない
・食べ物や飲み物はこぼさない
・ゴミは持ち帰る
怖がりすぎる必要はありませんが、
みんなでルールを守って楽しく突哨山を歩きましょう。
(中村)
4月25日に「春を訪ねて(突哨山へ)」を企画していた浅井です。
返信削除3月27日のカタクリ速報を見て、1週間前倒ししようかなどと考えましたが、近頃のコロナ騒ぎで、結局団体行動は取りやめることとなりました。
突哨山に着いてしまえば風の中でナンチャないんですが、行き帰りの車が密閉空間となってしまうため、今年の「春を訪ねて」企画は残念ながら取り止めです。
個人的に行ってくれる分には差し支えがないので、これから作る皆さんへの「お知らせ」では「カタクリ速報」をPRさせていただきます。